下田製飴所のじろ飴

大人気のじろ飴です。初回分は週末で完売。二回目もすぐ完売。
三回目はすこし多めにいただいてきました。下田嘉枝さんのじろ飴。
昔は犀川のそばで、今は割出町の古い作業場で作ってらっしゃいます。
今回の分は新米だそうです。米袋が壁のように積み上がっていました。
お米を水に浸けて一晩置き、翌日蒸して麦芽とともに発酵させる。
じろ飴も発酵食品だったとは。体にいいはずですね。
そのままでも、お料理にも、おすすめです。

下田さんのじろ飴の存在は、らくやの川口さんに教わったんですが、
川口さんいわく、小さいときによくじろ飴を食べていた記憶があり、
てっきり俵屋の飴だと思っていたが、俵屋で見ると小さいのしかない。
もっと大きかったはず、と思い親に確認したところ、
じつは下田さんのじろ飴だったことが判明した、とのことでした。
その話を、私も小さいころ親戚の家で俵屋のじろ飴を食べていたなあ、
となつかしく思いながら聞いていて、後で母親にその話をしたら、
なんと、私が食べていたのも下田さんとこのじろ飴だったというので、
たいへんびっくりしました。親戚の家も下田製飴所のわりとそばです。

小学生のころの目の前の光景がまざまざとよみがえってきます。
台所でスプーンにぐるぐると巻き付けて舐めている場面が。
下田さんのおばあちゃんにも昔の話をしていたら、こう言われました。
「私も小さいときはじろ飴ばっかり食べとったわ。
 昔はあんなものしか甘いものがなかったもんねえ。」と…。
下田さんはお姉さんが90歳ぐらいとのことなので、80代ぐらいでしょうか。
「いやいや、私のときは甘いもの何でもあったし〜」
と即答で思いましたが言いませんでした。
ふふふ。同世代に見えたかな…?

しかし甘いお菓子のある時代であっても、子どもごころにあの飴にあこがれて、
どちらかというと大人の食べ物をちょっともらっているという感覚で、
素朴な味がおいしく貴重で、スプーンの味がするまでしゃぶりつくしたものでした。
冬は寒いので飴も硬くなり、スプーンが曲がりそうなくらいぐいっと押し込んだり。
舌全体に当たる金属の感触もあの味も、スプーンで巻きあげた台所の風景も、
思いのほかしっかりと記憶に刻まれていました。

下田製飴所のじろ飴

なつかしい味。たっぷり500gも入って、525円!

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  • 2019.11.06 Wednesday
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  • 16:16
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